MOUNT CONVERTER MC-11のファームウェアを1.08にアップデート。

5月か6月ぐらいに出たα7RⅡやMC-11マウントアダプターのファームウェアを当てるとAFが不安定になるという話を聞いて両方とも当てていなかったのですがシグマから「非対応レンズの一部において発生しているAF動作の不具合を修正しました」という、とてもありがたいファームウェアが出ましたので適用しました。

本当はもう少し様子見するつもりだったんですけど実戦投入してみたSP85がSP35と比べるとAFが戻ってこない現象が多かったので適用することに。効果のほどは来週使ってみてのお楽しみかな。7RⅡの方は相変わらずファームウェアは当てていないままです。

【2017/08/06追記】SP35mmと比較した場合の85mmのピントが合わずにどこかに行ってしまう現象の発生頻度は特に変わっていませんでした。

α7RⅡでMC-11マウントアダプターとタムロンレンズ使用中にAFが合わなくなった場合。

α7RⅡにMC-11マウントアダプターを使いタムロンレンズを付けていると、

シャッターボタンを何度半押ししてもAFが合わないままになる事があります。

その場合はピントリングを少し動かした後に改めてシャッターボタンを半押しするとAFが動作します。

(あくまで自分の経験談なので全ての場合に該当する話では無いと思います。)

 

MC-11マウントアダプターと手振れ補正。

α7RⅡにMC-11マウントアダプターを介しレンズを装着する場合の手振れ補正の動作について。

α7RⅡにはボディ側に5軸手振れ補正を備えたカメラです。

このカメラにMC-11マウントアダプターでレンズを装着する際、レンズ側も手振れ補正を持ったレンズの場合があります。

 

1)MC-11対応レンズとしてシグマがHPに公開しているレンズの場合

・α7RⅡの手振れ補正とレンズの手振れ補正双方が正常に動作する。

・レンズの手振れ補正をOFFにするとボディ側もOFFになる。(三脚にカメラを設置して撮影する時は便利かも。ボディ側の手振れ補正だけ効かせたい時は不便?)

 

2)キヤノンタムロンなど他社レンズの場合

・一見シグマレンズの場合と同様に動いているように見えるが正確なところは不明。

 

 

 

α7RⅡにMC-11でタムロンSP35mm F1.8 Di VC USD(F012)を使ってみると。

α7RⅡにMC-11でタムロンSP35mm F1.8 Di VC USD(F012)を使ってみると。

(2017年6月以降のファームウェアは7R2、MC-11どちらも適用していません)

・AF-S:快適に動作する※フレキシブルスポットS 中央一点

・AF-C:見た目上は快適に動作している

・顔認識:ゆっくり動く

・瞳AF:レンズが対象外と表示。

・手振れ補正:動作しているが本当に何の問題も無いのかは不明。

 

α7RⅡにMC-11でタムロンSP85mm F1.8 Di VC USD(F016)を使ってみると。

α7RⅡにMC-11でタムロンSP85mm F1.8 Di VC USD(F016)を使ってみると。

(2017年6月以降のファームウェアは7R2、MC-11どちらも適用していません)

・AF-S:動作するがAFを外し復帰しなくなる事がある。

     条件や頻度ははっきりしないがSP35mmの場合より多い※フレキシブルスポットS 中央一点

・AF-C:見た目上は快適に動作している

・顔認識:ゆっくり動く

・瞳AF:レンズが対象外と表示。

・手振れ補正:動作しているが本当に何の問題も無いのかは不明。

・何故かF1.7と表示される。

 

検索してみるとシグマのMC-11マウントアダプターでシグマ以外のレンズを付けた場合の情報が少なかったので何かの役に立てばという事で記載しておきます。